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逆境に負けない情熱を原動力としピュアラボの新章を描く年に

株式会社ドクターピュアラボ
代表取締役 香山 ひとみ

【Profile】1999年アメリカにて肌再生理論を唱えるドクターが携わった化粧品に感銘を受け、日本への輸出・販売を手がける。2006年末に帰国後、輸入会社設立。2009年に株式会社ドクターピュアラボを設立。美肌再生を主眼とした『DRPL』シリーズ、予防美容のための『ベル』シリーズなど、化粧品の開発・販売を行なっている。

コロナ禍が社員の能力と熱意を再認識させてくれた

昨年拡大した新型コロナウイルス感染症への対応には弊社でも大変苦慮しました。緊急事態宣言が発令された際は、社員の要望もあり、感染防止対策を徹底しながらシフト制で3人交代で出社するという形態に落ち着きました。社員の多くから「多少のリスクはあっても、出社しなければできないことがある」という言葉を聞いたときに改めて気付かされたのは、社員の仕事に対する熱心さです。

起業前、専業主婦をしていた私は、現在も主婦目線を忘れることなく考え、行動するようにしています。社員に対しても、仕事の一面だけを見るのではなく、家庭・プライベートも充実するように熟慮しながら、人材育成、就業環境の改善に取り組み、待遇や福利厚生を充実化してきました。そのような中で社員一人ひとりに仕事に対する熱心さが醸成されていたこと、そしてそれがコロナ禍を乗り切る原動力となったことには感動を禁じ得ませんでした。

緊急事態宣言下では、施術が受けられない分、「おうちエステ」のニーズが高まりましたが、弊社では社員がいち早くそれを察知。外出自粛中の弊社製品ご愛用者様に、通常はサロンでしか受けられないスキンケアサポートシステムをご自宅で受けられるというプログラムを提供してはどうか、という提案がありました。それが実によくできており、しかも営業の方法まで考えられていたので、躊躇なく実施したところ問い合わせが殺到、好評を得ることができました。

松下幸之助氏の名言に「普通の努力では、チャンスをチャンスと見極められない。熱心の上に熱心であることが見極める眼を開く」という言葉がありますが、緊急事態宣言という状況に心折れることなく企画を練り上げ、実行に移した社員の熱心さが、このような成功を生んだと言えるでしょう。このひたむきさは、コロナ収束後も、新たなビジネス展開をしていくうえでの原動力になるものと期待しています。

既存商品のさらなる強化と新商品の販売で攻める1年に

2007年デビューの『DRPL』シリーズは、来年その薬用化を進め、より製品の信頼性を高めていきたいと考えています。また、予防美容を主眼とした『ベル』シリーズは、「おうちエステ」のニーズが高まった4~5月に、私たちの予想を超えて売り上げを伸ばすことができたので、この勢いを維持していきたいです。

さらに、まったく新しい戦略として、現在、ビューティサイエンティストの岡部美代治先生にご助力いただきながら、一般市場向けのリーズナブルライ『Grand Jet´e』シリーズの開発・販売の準備を進めています。grand jet´e(グラン・ジュテ)とはバレエ用語で「飛翔」を意味しており、10~20代前半をターゲットに、洗顔からクリーム、日焼け止めといった基礎ラインを用意し、オンラインにて販売する予定です。このように、今年は、弊社にとって成長のインパクトとなりうることが数多く待ち構えています。コロナがいつ収束するのかは分かりませんが、学んだことも成長の糧にして、弊社の新しい章を大きく美しく描いていけるよう積極的に行動していきたいと思います。

2018年、当社は10周年を迎えました。10周年パーティでは、ご出席いただいた先生たちの肌が美しいと評判になりました。これが10年の積み重ねが意味するものだと思っています。若返るということは今より若くなるということではなく、10年後どうありたいかと考えることです。『DRPL』シリーズはビューティアップを目指しながら皆様とともに成長していく化粧品でありたいと思っています。

~COMPANY DATA~
株式会社ドクターピュアラボ

2008年に自社生産による化粧品の製造販売業を取得し、翌年、株式会社ドクターピュアラボを設立。肌再生理論に基づき、研究開発を重ねた『DRPL』シリーズを全国のサロンに広める。2012年に医薬部外品製造販売業を取得、2015年には化粧品製造販売業を取得した。2021年には一般市場に向けた新ライン『grand jet`e』シリーズが発売予定。

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