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誠実な経営を続ける経営者の心にある「信用第一」と「取引先様への感謝」

ロイヤルトラスト株式会社
代表取締役社長 高山 周三

【Profile】1970年8月17日、大阪生まれ。2005年にロイヤルトラスト株式会社を設立し、ドイツ発の天然薬草による美肌技術「クロイターピール」を国内に導入。2017年には自社ブランド『VAVITTE』を立ち上げる。2020年からブログやSNSでの情報発信を始め、新たな共感や支持者を獲得している。

時代が求めるものに応じて積極的な情報発信を開始

昨年は、中国向けOEM商品の受注が滞る、経営者セミナーをオンラインに切り替えるといったコロナ禍の影響が少なからずありました。けれども、弊社の商品を信頼してくださるエステティックサロンをはじめとする取引先皆様のおかげで、売り上げへの影響はまったくありませんでした。

昨年の春にはUVクリームを発売。自粛ムードが高まった時期であったため、どうなるか多少の不安もありましたが、こちらの売れ行きも順調でした。こういうときに感じるのは、普段とは異なる何かが起こったときにこそ、日頃の信頼関係の積み重ねが生きてくるということ。弊社のモットーは信用第一です。このモットーを貫いていることがコロナ禍で影響を受けなかった要因ではないかと考えています。

また、昨年は私にとって情報発信に対する考えが変わった年でした。それまでの私は、「良質かつ結果が出る商品を出していればおのずと評価され、売り上げもついてくる。だから特別な宣伝広告は必要ない」という考えでした。もっともらしい言葉を並べ、買い手に勘違いさせて商品を売るやり方がはびこっている世の中に嫌悪感を持っていた節も否めません。ですが今の時代、その商品の存在を知らなかったり、興味はあったものの問い合わせにまでいたっていなかった方に対して具体的なアクションを起こさせるのに、情報発信は非常に有効な手段になっていました。

周囲の方々が発信する姿やその反響を見ていてそう実感した私は、昨年ブログやSNSのアカウントを開設し、積極的な発信を開始しました。発信内容は、商品紹介よりも経営に対する理念や物事に対する自分の考えが中心。誰でも商品やサービスを購入する際は、それを提供している人のこだわりに共感したほうに手が伸びます。最近は、サロン様からも、どのような情報を発信するべきかご相談を受けることが増えましたが、そんなときは「自分の考えを発信すべき」とお伝えしています。私自身も情報発信を継続していくと同時に、取引先様へのおすすめも続けていきたいと思っています。

ぶれない信念こそ長期経営を可能にする

私は、商品を製造・販売するだけでなく、経営者としての知見を生かし、サロン経営者様を対象としたセミナーや情報誌の連載などで、経営に関する考え方を広くお伝えしています。これは、自身の経験を通して、美容業界に身を置くことになった皆様のお悩みに真摯に向き合い、サロン様の繁栄に少しでも役立ちたいという想いがあるからです。

緊急事態宣言下でのセミナーは、オンラインでの開催でしたが、今は感染防止対策をしっかり講じながら、従来の集会形式にて開催しています。私が経営セミナーで伝えていることは、とにかく信用が第一だということ。先にも述べましたが、今回のコロナ禍で弊社が普段と変わらず営業が行なえたのは、弊社を信用してくださっているサロン様が商品のよさなどをお客様におすすめしてくださるからです。

信用していただくためにはぶれない信念を持ち、目先の利益に惑わされたり意に沿わない流行りに乗ったりしないことが大切です。どのような時代であってもうまくいかないことはあります。このコロナ禍ではいつも以上に気持ちが後ろ向きになることも多いでしょう。ですが、必要なことは時代の求めに応じてその時々で適切なものを取り入れていくことです。基本的に特別なことをするつもりはありません。これからも「信用第一」で、ただただサロン様とエンドユーザー様にとって、よりよき商品やサービスを提供してまいります。

~COMPANY DATA~
ロイヤルトラスト株式会社

美容用品の商材製造・卸を営み、結果重視で本物志向の製品づくりに定評がある。国内のエスティックサロンやクリニックほか中国での販売実績もあり、その数は14年間でおよそ1,000件に及ぶ。製品の製造・販売に加え、セミナーも主催しており、経営コンサルティングなど対サロンのオーナーへの手厚いフォロー体制も整えている。2021年には『VAVITTE』シリーズにオイリー肌用の美容液をリリース予定。

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