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時代・環境の変化を追い風に新たなマーケットの創出と流通革命を!

DADA integrate株式会社
代表取締役 柿坂 正樹

【Profile】健康器具、化粧品など、美容と健康に関連する商品の販売に携わった後、独学でエステティックサロン経営に乗り出し、奈良県を中心に5店舗を構えるまでになる。また、エステティックサロン日本一を決める大会『エステティックグランプリ』を主催する法人では設立当初から理事を務め、業界の発展にも寄与している。

リアル店舗とネットを融合新しい「価値」を生み出す

今回のコロナ禍で休業を余儀なくされたことにより、多くのエステティックサロン様にとって「物販」に対する意識が大きく変わった1年だったのではないでしょうか。弊社は、サロン様が24時間365日、在庫を持たずに物販ができるアプリケーション『DADA』を開発し、運営していますが、そのアプリに興味・関心を持ってくださる方が急増。

講習会などで今までと同じ話をしていても、これまで以上に熱心に耳を傾けてくださるようになったのを実感しています。また、消費税増税にともなうキャッシュレス・ポイント還元事業を経て、キャッシュレス決済やデジタルウォレットサービスに対する理解が深まり、弊社が以前から提唱してきた「ポイント還元」や「現金を使わずに物を流通させる」というシステムを、より現実味のある話として受け止めてくださるようにもなりました。実際、昨年の10月に行なわれたBWJ大阪では、新たに100店舗以上のエステティックサロン様、30社以上のメーカー様と契約させていただく運びとなり、アプリのさらなるコンテンツの充実化と新たなマーケットの構築に意欲を燃やしています。

今はよいものをいかに安く手に入れるかが「賢い買い方」とされ、オークションやECサイトでは、少しでも安いものを探そうとする傾向が強く見られます。ですが、われわれが扱ういわゆるサロン専売品は、基本的にECサイトに流通することのないクローズドマーケットの商品。価値が下がることから値引きが難しいため、時代の要求に応えられない商品といえます。

そこで『DADA』アプリは、商品価値の低下につながる「値引き」をしない分、お客様に「ポイント」という新たな価値を付与。貯まったポイントを商品の購入費に充ててもらい、新たな物流を生み出すことをサービスの“核”としています。今後は、さらなる製品・サービスの拡充に努めるだけでなく、顧客管理やコミュニケーション機能などの充実を図り、単に「モノを売る」だけではない、プラットフォーム付きのビジネスツールとして活用できるものにしていきたいと思っています。

システムの再構築を機により力強い仕掛け・告知を

現在は今年10月リニューアルを目指し、『DADA』アプリのシステム再構築に取り掛かっています。サービスを開始してから2年半、スマートフォンのOSは急速に進化し、デジタルの世界の中で「できること」もどんどん増えています。新たなアプリは、さらなるAIの進化やデジタルマーケットの拡大といった変化にも安心して使えるよう、データの容量やダウンロードスピード、処理能力を格段に進化させたものとなる予定です。それにより、各取引先様による動画配信もスムーズになりますので、コンテンツも多彩かつ充実したものになっていくのではないかと大いに期待しています。

またこのリニューアルを機に、支え援者を募り、さまざまな検証を行なってきた「試運転」の期間を脱し、業界に向けたさらなるリリース、次世代のビジネスモデルの構築へと突き進んでいきたいと考えています。サービス開始以来、導入後に活用していただけるさまざまなバックアップツールの充実も図ってきました。

今後はさらにアプリ導入後の成功事例をつくり上げ、より安心して導入・利用いただくためのブランド力の向上にも注力していくつもりです。そのための動きとして、導入サロン様同士のコミュニティを作成し、活用法を共有し合う場をつくる活動にも取り組んでいます。誰か一人が利益を独占するのではなく、「共に与え合い、成長し合う」そんなマーケットの構築ができればと思っています。

~COMPANY DATA~
DADA integrate株式会社

美容業界の流通に革命を起こし、新たなネット通販と集客モデルの確立を目指すプラットフォーム企画運営会社。リアル店舗とインターネットを融合し、専売品の定価販売や新規顧客の獲得を実現する美容専門アプリケーション『DADA』を開発。テスト期間を経て2019年1月にビジネスモデル特許を取得後、本格稼働。販売者と消費者に新たなベネフィットを創出すべく、システムの充実に力を注いでいる。

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