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国内市場への新たな参入と積極的なグローバル展開で大きな飛躍を

株式会社マッコイ
代表取締役 新居 理恵

【Profile】大学卒業後、大手企業で経営改革プロジェクトに従事。某エステサロン店の経営改革を成功させた後、2005年、マンションの一室でエステティックサロンを開業。後に化粧品の製造販売にも事業を広げ、みずからが中年体型になってきたことをきっかけに開発した『ノンF』が大ヒット。著書に『皮膚ねじりダイエット』がある。

商品力と人間力でコロナ禍を無事乗り切る

世界中に蔓延したコロナ禍において、弊社は幸いにも売り上げ的にはほとんど影響を受けることなく、第一波、第二波を乗り切ることができました。その立役者は「4WEEKS CHANGE」をコンセプトに掲げた『マクセリースキンケア』シリーズです。

まさに日本がコロナ禍に巻き込まれようとしていた昨年春先にデビューしたこのラインは、緊急事態宣言により1カ月近い休業を余儀なくされた認定エステティックサロン様の「コロナ禍でも美の追求だけは止めたくない!」という気持ちと、約4週間で肌を変えるというコンセプトがマッチしたようで、想像以上の大ヒットとなりました。集客数が落ち込んでいたサロン様は、本商品で売り上げのダメージを軽微に抑えることができ、弊社のおかげでコロナ禍を乗り切れたといったメーカー冥利に尽きるお言葉をたくさんいただきました。

また、このたびの事態で再認識したことがあります。それは企業の成長に最も重要なのは社員であり、そして弊社の社員はコロナ禍を乗り切り、さらなる飛躍を遂げるために十分な能力を持っているということです。私は一昨年より「ほったらかし経営」を実践しています。

これは、もともと私がビジネス展開のために頻繁に海外へ渡航できるようにと導入したものですが、結果的に社員一人ひとりのビジネススキルだけでなく、積極性や責任感の醸成に役立ちました。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった当初から社員みずから的確な判断と行動を行ない、社内対応、取引先サロン様およびエンドユーザー様の対応を完璧にこなしてくれました。そして、これによって、緊急事態宣言下でも混乱することなく、この状況をどうプラスに転じていくか、ポジティブに考えることもできました。

緊急事態宣言下で重点的に実践したのはサロン様への商品説明と情報発信の充実化です。休業期間中、取引先サロン様を対象に、オンラインでヒト幹細胞をはじめとするさまざまな情報などをレクチャー。また、エンドユーザー様向けにはSNSなどで、商品の使い方や情報を発信。いずれも好評を得ることができました。

今年は一般市場参入と海外へ進出する年に

今年最大の戦略は、一般市場への参入です。現在のマッコイの基軸は「究極にきれいになりたい女性に向けたハイエンドのサロン専売化粧品」ですが、エンドユーザー様のニーズを鑑みると、そろそろミドルレンジの化粧品を開発・販売するタイミングなのかと考えるようになり、今年の春頃から新ブランド立ち上げと商品開発を進めていくこととしました。

そのほか、現在のサロン専売シリーズに日焼け止めをプラスすることが決定しています。こちらはみずからがスキンケアテストをしている10以上の試作化粧品の中から選りすぐったこだわりの一品を決めたもので、確かなUVカット効果はもちろん、薬用美白、ウォータープルーフ、つけ心地がよい、肌に優しいという、弊社ならではの付加価値のある商品に仕上がっています。

さらに、中国に続く海外戦略として、アジアの新興国の中でも急激な経済成長を続けるベトナムに進出する予定です。ベトナムでは、近年の経済成長にともない、女性の美容意識の高まりから化粧品の輸入量・額が急激に増加。エステサロンに足を運ぶ人も多くなっており、大きなビジネスチャンスが存在しています。

できる限り早期に軌道に乗せ、10年先、100年先に向けたグローバルなビジネス展開の礎にしたいと考えています。

~COMPANY DATA~
株式会社マッコイ

有用な美容成分を新技術で惜しみなくたっぷり取り入れるという信念のもと、サロン向け化粧品の開発・販売を行なうほか、筋膜リリースや軟部組織リリースなどに関わるセミナーを展開。世界特許技術・イオン化ミネラルを採用した『ノン F』シリーズ、ヒト幹細胞培養上清液を配合した『マクセリースキンケア』シリーズをはじめ、ボディメンテナンスやエチケットケアなど、訴求力の高い実力派アイテムを多数そろえる。


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