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世界中から集め「本物の商品」で想像を超える“圧倒的感動”を届けたい

株式会社ピリカインターナショナルジャパン
代表取締役会長 佐藤 桂一(写真右)/代表取締役社長 佐藤 祐一(写真左)

【Profile】
佐藤 桂一
1971年に渡米し、大手ステレオメーカーの現地法人社長に就任。1981年日本の大手化粧品メーカーのヘッドハンティングを受け、アメリカ法人をゼロから立ち上げ、大きな実績を挙げる。1996年に株式会社ピリカインターナショナルジャパンを創業。2004年、代表取締役会長に就任。

佐藤 祐一
香港で生まれ、大学を卒業するまでの22年間をアメリカで過ごした後、日本の大手電気メーカーに就職し、営業職として手腕を発揮する。その後、株式会社ピリカインターナショナルジャパンに入社、営業統括部長を経た後、2004年代表取締役社長に就任。

環境の変化にも揺るがぬ “真の本物”への想い

―― コロナ禍でいつもとは少し違う活動を余儀なくされた点もあるかと思いますが、昨年は御社にとってどのような1年でしたか?

桂一会長  創業以来弊社は、消費者に目線を置いた「嘘のない良心的なマーケティング」を展開するべく、エステティックサロンをはじめとする取引先様とのコミュニケーションに力を注いできました。しかしコロナ禍で「直接会う」ことが難しい状況となり、メーカーとしてどのようなコミュニケーションが最善なのか、試行錯誤を続ける1年となりました。

コロナ禍で自宅にいる時間が増えた消費者は、インターネットでみずから情報を集め、自分の意思で選んで商品を購入する、いわゆる「消費者選別」の傾向がより進んでいます。このような状況下で選ばれる企業となるためには、他社がまねできない希少性と一歩も二歩も先を行く先端技術を追究した商品を生み出し、驚くような感動を提供しなくてはなりません。

もともと弊社は、ビジネスで最も大切なことは、“真の本物の商品”を提供することだと考えてきました。では、その“真の本物”とは何か。それは、環境に配慮したサスティナブルな商品であり、製造工程や流通経路が追跡可能(トレーサブル)であること。さらに、確かな効果を実感でき、お客様がワクワクし、思わず人に伝えたくなる、そんな商品だと思っています。

今後、時代がどう変わっても、これらの視点を失うことなく“本物の商品”をお届けするため、こだわりをもって商品の買い付けや開発を行なっていくつもりです。

―― 実際、11月には新商品も発表されていますが、その開発の経緯やこだわりをお聞かせください。

桂一会長 まず、審美医療・再生医療の研究から生まれたスキンケア『サイトプロ』から、従来のセラムよりもヒト骨髄幹細胞培養液を1.5倍も増量し配合したスペシャル美容液『REP-Ⅲ』を発売しました。さらに、国内外からの「ぜひ日本製の化粧品をつくってほしい」といったご要望に応えるべく、これまで培ってきた技術を駆使し開発したメイドインジャパンのスキンケア『WaKa(ワカ)』シリーズも発売しています。いずれもすでに多くのサロン様からお問い合わせやご注文をいただき、うれしいかぎりです。

祐一社長 『REP-Ⅲ』は、『サイトプロ』をお使いの方や、興味を持っていただいた方々から挙がっていた「1品だけでも使いたい」「いつものお手入れにプラスするアイテムが欲しい」という声にもお応えできる商品。使い方はシンプルですが、その効果にはきっと満足いただけるはずです。

また『WaKa(ワカ)』は、安全かつ効果を実感いただけるものにするため、試作をしては配合の変更をくり返し、試行錯誤の末に完成した自信作です。ヒト骨髄由来幹細胞の先端製造技術と、安全性を担保できる日本の技術を合わせることで、日本人はもちろんアジア人に喜んでいただける最高のスキンケア商品が完成したと自負しております。今後は国内に留まらず、世界へも告知し、本当にいいものが「日本でもつくれる」ことを強くアピールしていきます。

知識×情熱×努力の姿勢で圧倒的感動を提供したい

―― 今年は、ドイツのヤンセン社の製品を取り扱うことになったとお聞きしましたが?

桂一会長 創業25周年を迎える今年、新たな一歩を踏み出すべく、ドイツのヤンセン社の日本代理店として、同社の商品の販売を手掛けることとなりました。『ヤンセンコスメティクス』は世界85カ国、エステサロン1万5,000社と取引実績のある世界最大級のエステ専門スキンケアブランドです。

今回、この契約を結ぶにあたり、ヤンセン社の会長・社長と何度か話をしましたが、そこで感じたのは、ポリシーをもって革新性と技術を強化しながら、時代のニーズに応える商品を次々に発表している注目のブランドだということ。また非常にハートフルな経営をされている点にも魅力を感じました。

祐一社長 私自身、実際にメンズラインのアイテムをいくつか使ってみましたが、その効果や時代を敏感に捉えたパッケージ、使用者目線での量の設定など、サロン様が自信をもってお客様におすすめできる工夫が随所に見られるアイテムばかり。必ずやご満足いただけるものだと確信しています。

桂一会長 これまで弊社は多くの人と出会い、お互いが共感できる技術において深い関わり合いをしてきました。それができるのはそれぞれの企業がしっかりした方針や社会的大義があるからこそ。特に近年はSDGsの観点から環境に配慮した原料・製品を選ぶのは当然という流れがあります。その点、環境先進国のひとつであるドイツ・ヤンセン社の製品は、自然界にある高品質な素材をベースに、先進的技術によって驚きの実感と結果を提供してきたまさに“本物”のプロユースブランド。

今回の提携によって、ヒト骨髄幹細胞など、簡単にはまねのできない技術を有するセレス社と合わせ、世界をリードする“本物の商品”をお届けできることを本当にうれしく思います。

―― 最後に、今年の展望をお聞かせください。

桂一会長 これからの時代は、消費者の想像を超える「圧倒的感動」と、思わず人に紹介したくなる魅力を兼ね備えた商品を提供しなくては、企業としての成長は望めません。そのためには他社がまねできない希少性と、リピートにつながる体感を実現する技術が必要になるでしょう。こういった技術の向上を日々意識しながら、今後は、東南アジアを中心に海外にも進出し、世界中から魅力的なアイテムを取り入れていきたいと思っています。

祐一社長 私は、本当に「よい商品」とは、時代に合ったイノベーションがあり、余計な手間がかからず満足できるシンプルな商品だと思っています。今後はこうしたものに取り組めるメーカーを見極め、協力し、皆様に安全で満足度の高い商品を提供したい。そして使ったお客様がその感動を自然とSNSなどで発信したくなる、そんな循環を生み出していきたいと考えています。

そのためには、たとえ高評価の商品であっても「今のままでいい」と慢心することなく、つねに現場のお客様の声を敏感に捉え、必要に応じて判断・改善していく。そんなイノベーションの姿勢を貫いていくつもりです。

~COMPANY DATA~
株式会社ピリカインターナショナルジャパン

1996年創業。全国の有名スパ、エステティックサロン、百貨店などに販売を展開。2015年にはアメリカのメディカルドクターと共同開発したヒト骨髄幹細胞
化粧品『サイトプロ』を発表。現在、全国約300軒のクリニックに導入され、高い評価を得ている。また近年は、『エシーレ』『ワカ』など、オリジナルの国産化粧品の開発にも力を注いでいる。


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