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つねに先を見据えた商品を打ち出し困難も挑戦に変えて進化し続ける企業へ

株式会社クールプロジェクト
代表取締役CEO 茂藤 雅彦

【Profile】石川県出身。地元の大学・薬学部を経て医療機器販売会社に入社。その後、外資系大手保険会社に転職してファイナンシャルプランナーを務める。後に美容業界へ転身、2002年に株式会社クールプロジェクト設立。国内外において幅広く事業を展開し、グローバルに活躍中。

コロナ禍での躍進を支えた次世代の商品と優秀な人材

日本で新型コロナウイルス感染症が拡大する前から、弊社はその影響の大きさを危惧していました。というのも、2019年の秋に発表して話題を呼んだホームケア美容機器『レディッチ』が本格的に動き始めた一昨年末頃に中国との貿易が中断し、一部の部品が輸入できず国内での製造が止まるという事態に陥ったからです。しかし、昨年春からの再始動以降、売り上げは順調に推移。心配した影響はなく、むしろよい数字が残せたほどなので杞憂に終わったといえます。

『レディッチ』は、先端のLED技術を駆使して開発した商品で、美肌と脱毛の両方に高い機能を備えています。また家族でシェアして使うこともでき、ステイホームでの「おこもり美容」の需要、男性の美容意識の向上といった新しい時代の需要に応えられたことがよい結果になった要因のひとつと考えています。もちろん販売戦略も練り直し、TV通販やライブコマースに力を入れ始めました。さらに、サロンではホームケア商品の販売に力を入れ、コロナ禍にも関わらず目標を遥かに超えた売り上げを達成できました。昨年度のエステセレクションで美容機器として初の金賞を受賞したのもうれしかったですね。

またスタッフがよくがんばってくれたおかげで、北陸3県に展開するエステティックサロンの経営も順調でした。なかにはわずか20日の営業で100%を維持した店舗や、ある月には前年比120%まで引き上げた店舗もあったほど。お客様との強い信頼関係に加え、私が提唱している「スーパーブレイントレーニング」をスタッフ全員が実践してくれたことの表れだと思っています。“計画はネガティブに、最悪を想定して危機管理する。実行はポジティブに”という最強プラス思考の人材教育がスタッフ一人ひとりにしっかりと根付いていたことが、コロナという未曽有の事態に直面したときに生きたのです。

革新的な技術を創出し未来の美容と健康を担う

今年は『レディッチ』の新シリーズを発売する予定です。美肌と美歯のケアを可能にした美容機器『レディッチ スキンプロ(仮)』、皮膚科医とともに開発したヘアケア機器『レディッチ ヘアプロ(仮)』の2つの機器で、どちらも最新のハイパワーLED搭載により、さらに高い効果が期待できます。LEDは美容の世界でも注目を集めていますが、弊社は、このコロナ禍においても研究を続け、そのパワーや波長を進化させるとともに、エビデンスを積み重ねてきました。今後は現在サロン様が使用されているLED光脱毛機器『レディスト』はもちろん、従来のLED機器すべてを強力にアップデートする革新的な技術をご提供できると考えています。

また、台湾の企業が長年研究してきた『北虫草(ほくちゅうそう)』というサプリメントの売れ行きも非常に好調です。これは、漢方の王様「冬虫夏草」をバイオ技術により室内で培養することに初めて成功したもの。植物由来なので体に優しく、効能についても多くの論文が発表されています。今後も皆様の美容と健康に寄与するエビデンスの確かな商品を届けたいと思っています。

弊社ではさらに次の技術、次の商品も研究開発中です。海外との取引や渡航に関しても、GOが出たと同時にスタートダッシュできるよう、つねに万全の準備を整えています。まだ新型コロナウイルス感染症の収束にはいたらず困難な状況は続くでしょうが、だからこそわれわれは挑戦し続け、美容業界の未来を切り拓いていきたいと思っています。

~COMPANY DATA~
株式会社クールプロジェクト

2002年設立。社名の「COEUR」は仏語で心の意。“会社の規模ではなく、お客様の満足度で日本一を目指す”という想いのもと、エステサロン経営、美容製品開発・販売、経営コンサルティングなど、幅広く事業を展開。LED技術の研究開発においても注目を集めている。国内をはじめ中国を中心にアジアに向けて今後も幅広く発信を続ける。

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