エステ業界を知る。経営する。参入する。エステティックをビジネスとして捉えるビジネス向けメディア

法的な資格制度がない医業類似行為の手技による施術は慎重に

消費者庁には、「整体」、「カイロプラクティック」、「リラクゼーションマ ッサージ」などの法的な資格制度がない医業類似行為の手技による施術で発生した事故の情報が、1,483 件 1寄せられています(平成 21 年9月1日から平成 29 年 3月末までの登録分)。そのうち、治療期間が1か月以上となる神経・脊髄の損 傷等の事故が 240 件と全体の約 16%を占めています。
これらの施術を受ける際は、以下の点に気を付けましょう。

1.疾病がある方は施術を受ける前に医師に相談しましょう。
2.情報を見極めて、施術や施術者を慎重に選びましょう。
3.施術を受ける際は、施術者に自分の体調や希望をしっかりと伝えましょう。
4.施術を受けた後で異常を感じた場合は、すぐに施術を受けた施設や運営者に伝え、なるべく早く医師に相談しましょう。

トラブルの解決が困難な場合は、お近くの消費生活センター等に相談しましょう。

1.法的な資格制度がない医業類似行為の手技による施術について
器具を使用しない手技による施術で、日本で行われているものは、「あん摩マッサージ指圧 」や「柔道整復」といった法的な資格制度がある施術と、法的な資格制度 がない施術の2つに大別されます。

「あん摩マッサージ指圧」及び「柔道整復」は、法的な資格制度がある施術であり、 文部科学大臣の認定した学校又は厚生労働大臣の認定した養成施設において3年以 上の教育を受け、国家試験に合格した者のみ業として行うことができ、施術所を開設する場合は、所在地の都道府県知事に届け出なければならないとされています。

一方、法的な資格制度がない施術には、医業類似行為とされる、①いわゆるカイロ プラクティック療法(以下「カイロプラクティック」といいます。)や②いわゆる整体(以下「整体」といいます。)などと、③心身の緊張を弛緩させることを目的としたリラクゼーションマッサージなどがあります。
医学的観点から人体に危害を及ぼす可能性のある施術は禁止されていますが、その施術内容は事業者によりまちまちです。

厚生労働省では、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう及び柔道整復以外の医業類似行為については、「医学的観点から人体に危害を及ぼすおそれがあれば禁止処罰の対象にすること」、また、いわゆるカイロプラクティック療法については、「禁忌対 象疾患の認識」、「一部の危険な手技の禁止」、「適切な医療受療の遅延防止」等の取扱いをすること定めています。

法的な資格制度があるものあん摩マッサージ指圧、柔道整復
法的な資格制度がないものその他の施術(整体、カイロプラクティック、 リラクゼーションマッサージなど)

●詳細掲載サイト
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_170526_0002.pdf

次の記事を読む